こんにちは。
数あるブログの中から、当ブログにお越しいただきありがとうございます。
掃除ブロガーのもちこです。
物を少なくしたい私。
結婚生活をはじめるにあたって、たくさんの種類がある合成洗剤に、うんざりしていました。
やっぱり買わなあかんのかなあって、半分あきらめていたとき、この本にであったのです。
見た瞬間、これだ!と即買い。
汚れをアルカリ性、酸性、中性というふうに分けて考えているので、小学校の理科の授業みたいでおもしろいです。
サンキュなどの、雑誌でおなじみの佐光紀子さんの本です。
重曹掃除(ナチュラルクリーニング)は、佐光紀子さんと赤星たみこさん執筆の本をベースにして実践し、どんどんブログに書いてモチベーションをあげていました。
といっても、何気なく日常で使っている、数多くの洗剤たちをすぐに手放すことができませんでした。
○○専用って書いてあるので、なんとなく安心してしまうのです。
トイレ用の洗剤、おふろ洗いの洗剤、食器洗いの洗剤、哺乳瓶洗い専用の洗剤、洗濯洗剤、などなど。
使う場所によって細かく分かれている洗剤。
重曹掃除(ナチュラルクリーニング)を実践しながらも、あかちゃんが生まれたら、哺乳瓶専用の洗剤とか、肌着、おむつ専用洗濯洗剤を買っていました。
きっと、まだ「売っている洗剤」=「良く落ちる」と考えてたり、赤ちゃん専用だし、天然素材って書いているから、大丈夫という、根拠のない理由で買っちゃったりしていました。
で、洗剤がどんどん増えていったのです。
あれ、重曹掃除(ナチュラルクリーニング)するんじゃなかったっけ????
何気なく日常に使っている洗剤、いわゆる石油からできている合成洗剤は体に有害で、環境を汚染する物質が多く含まれています。
合成洗剤に含まれる合成界面活性剤が、皮膚障害、アレルギー、河川や海を汚す原因になっているというのです。
念のため、天然でやさしいと書いてある、赤ちゃん用洗濯剤と、哺乳瓶洗い専用洗剤の成分を確認してみました。
なんと、「合成界面活性剤○○%」と両方ともに書いていました(悲)。
洗濯洗剤と哺乳瓶洗いの成分は、同じ合成界面活性剤だったのです。
たんに、濃度が違うだけだったのです。
天然といっても、成分は石油から人工的につくりだした合成界面活性剤。大人用の洗濯洗剤とも同じ。
「天然ってちゃうやんけー!」と思わず、突っ込んでしまいました。
やられた・・・。
このキャッチフレーズはほんまかなあ?と成分をしっかり見ていたらと思うと、ちょっと悔しかったのです。
我が家のこどもは、アトピー性皮膚炎です。
そのためにも、できるだけ自然のものを使って安全に掃除をしていこうと思いました。
身近にあるお酢、重曹、石けんといった安心素材で、家中をきれいにすることができれば、たくさんの種類の洗剤は必要なくなる。
何度も、何度も、本を読み返しました。
そうして、ようやくめんどくさがりの私でも、とりいれることが出来たのです。
ナチュラルクリーニングについて、試行錯誤し、ブログに書くことで、どんどんのめりこむことができました。そして、ついに講師になることができたのです。
この本は、私の人生を変えてくれた1冊の本です。