6月から10月が、最もカビが増える季節のようです。カビが増えやすくなるこの季節に一番気になるのが、バスルームですよね。
千葉大学真菌医学研究センター 矢口准教授の話によると、バスルームの排水溝にいる黒いカビ「エキソフィアラ」は、人体に悪影響を及ぼす可能性があるそう。体に傷などがあると、炎症や、潰瘍をおこし、さらに血液に入ってしまうと、臓器障害を起こす可能性があるんですって。
めちゃくちゃ怖いですね。
風呂カビを、なめていたらいけません!!!
カビが発生する5条件
カビの発生に必要な5条件
- 栄養(石けんカスなど)
- 酸素
- 温度
- 湿度
- 時間
ダスキンHPより
5条件を、うまくコントロールしてできるだけカビが発生しにくい状況をつくることが大切ですよね。
簡単にできる、カビ予防対策
栄養分と温度、湿度をコントロールことを意識した対策です。
- 温水シャワーで、腰から下の壁やシャンプー台などについている石けんカス、皮脂といった栄養分を流す。
- 冷水シャワーを全体に掛けて、温度を下げる
- 換気をするこれなら、毎日簡単にできますね。
私たちが積極的にコントロールできるのは、「湿度」と「時間」です。できるだけ、「湿度」が高い状態をさけるようにしたり、カビが定着しないようこまめに掃除するというのが、「カビ対策の王道」といえます。
見えるカビを落とすだけでは、もはや手遅れ。
千葉大学真菌医学研究センター 矢口准教授の話によると、目に見えるカビ対策だけではなく、目に見えていないカビの対策こそ大事だそうです。
見えないカビ!?というのは、なんと、天井についているカビだそう!!
実は、空気中にたくさんカビが浮遊していて、バスルームの天井についているのです。その天井のカビが床や壁に落ちてきて、どんどん増殖していくというのです。見えていない天井のカビも除去することで、さらにカビが発生しにくくなるそうです。
さっそく天井のカビ対策を実践してみました
準備するもの
- 消毒用エタノール
- スプレー容器
- クイックルワイパー
- キッチンペーパー
方法
- 消毒用エタノールをスプレー容器に移し、キッチンペーパーにたっぷりスプレーします。
- キッチンペーパーをクイックルワイパーに、セットします。
- バスルームの天井をふきます。
消毒用エタノールは、揮発性なので、すぐに乾いてしまいます。こまめに何度もスプレーして湿らせながら拭きました。おかげで、すごーくスッキリしました。
天井の掃除は、1か月に1度でよいそうですよ!
カビが発生しやすい場所もこまめに掃除
カビが発生しやすいポイントは、ご存知ですか?
- シャンプー台の下
- 浴室乾燥機のフィルター
- 排水溝
- 浴槽のふち
この部分を意識して、掃除するだけでも、カビの発生はずいぶん防げると思います。
とくに、お風呂に入る時間が家族バラバラだと、お風呂の湿度が高い時間が増えるため、カビは発生しやすくなります。我が家が特にそうなのです!「換気」「まめな掃除」は、梅雨の季節、特に気を付けたいですねー。